日常目にするものを観察し、そこから現代社会の何かしらのエッセンスが引き出せないか。
そのようなことを考えながら制作しています。
展覧会名の「アセンブレ アセンブリ」(Assembler/Assembly)は「組み立てる存在」、「組み立てられる部品」という意味です。
私たちは社会の中で色々なものを組み立てて自分らしく生きているようでいて、実は組み立てさせられているのではないか。
自分が組み立てる存在だと思っていても、巨視的には組み立てられる部品なのではないか、と思う時があります。
「組み立てる存在」「組み立てられる部品」の役割は常に流動的で私はそのどっちにも転びながら生きている。
そのことを実は薄々感じていて心の片隅で違和感を感じながらも、この社会状況がいけないのか?と問われたら、そうではなく、まぁまぁであると甘受して生活をしている。「アセンブレ」と「アセンブリ」が癒着し、曖昧さを引きずりながら日常を生きる。
そう思いながら作ってきた作品を展示します。
TAKAMOTO, Atsuki 高本 敦基
◆開催日時
2019年10月31日(木)~11月12日(火)
10:00~18:00
入場無料
◆会場
金沢市民芸術村 PIT5 アート工房
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【関連企画】
ワークショップ「たくさんの洗濯バサミでつくる」
◆開催日時
2019年10月27日(日)
13:00~16:00(受付:開始15分前)
◆内容
たくさんの洗濯バサミを使って造形制作を行います
(体験のみで持ち帰りはできません)
◆参加費
無料
◆対象
子どもから大人まで(小学生以下は保護者同伴)
◆申し込み
金沢市民芸術村窓口 または アクションプランウェブ
※要事前申込
※定員:先着15名
主催:金沢市民芸術村アクションプラン実行委員会
共催:金沢市、(公財)金沢芸術創造財団